ここでは数少ない趣味である「スノーシュー」について紹介します。 †
と言うか、中高年登山も元はと言えば、雪山で遊ぶためだったのです。
昨年度は登山で足腰を鍛え、登山の感覚もつかめたので、平成22年からは本格的にスノーシューに取り組むことになりました。ここでは、その記録をまとめておこうと思います。登山と違って、何度も行けないので、継続的に記録してゆきます。
- 平成21年度の準備
- 雪のない山を歩いて登山に慣れておこうと思いました。こちらは相当熱心にやったので、十分です。ウエアはMILLETが気に入っているので、グレーとブラックの登山用のジャケットとパンツです。肝心のスノーシューは最初の購入なので、型落ちのATLAS 725を買いました。随分と安く済んだので助かりました。初めは730の大きな方にしようとしたのですが、店員さんに取り回しが大変だと指摘されてこれにしました。結果的にはこれで良かったです。
- H220101:岐阜市畜産センター
- ここは幹線道路のすぐ横にあり、駐車場も完備しているうえ、そりすべりの丘のある広大な芝生広場があります。ここは雪になると山の谷間のせいか、相当積もるので雪遊びには最適です。今日は元旦から、スノーシューの練習も兼ねて家族で出かけました。深いと膝までの積雪で、ラッセルしながら進むのですが、相当足腰の訓練になりました。ただ、斜面を登るのは結構難しいので、取り回しの練習が必要です。
- H220104:乗鞍高原善五郎滝
- 念願の本格的スノーシューです。周囲が巨大な氷柱に囲まれた滝まで合計3回行きました。スノーシューは新雪でも壷足にならないだけでなく、足裏のスパイクが効くので、上りも下りも有効に使えます。普段なら通れない笹薮や小川でも、積雪の上をどんどん進んでゆけます。本当に楽しいです。これまでの人生でこの楽しみを知らないのが惜しいくらいです。明日も別のコースに行きますが、何度でも行きたいです。
- H220105:乗鞍高原一の瀬園地
- 夏場は賑わう一の瀬園地も道路が積雪で封鎖され、無人の世界です。スノーシューでないと辿り着かない別天地です。今日は低気圧の影響で吹雪になり、雪が顔に当たり痛いぐらいです。でも森や谷の中に入ると風は弱まり、誰も通らない積雪1mの歩道をラッセルしながら1キロも歩くのは趣味と言うより訓練に近いものがありますが、でもスノーシューを使い方には相当に慣れたと思います。来年もまた来るぞ!
- H220106:乗鞍高原三本滝
- 地元のスキー関係者は、雪が深くて近づけないだろうと言われたが、折角なので挑戦した。除雪されていない道路を延々1800mまで上るのだが、ラッセルしながら零下10℃の中で6時間歩き続けた。ホワイトアウトも経験し、何度も引き返そうと思ったがレストハウスまでは到着した。そのあと滝へ下るのだが、雪崩のように斜面の雪に埋まり全く踏み跡も見つけられる、途中で断念した。雪山は怖いところだ。
- H221226:乗鞍高原善五郎滝
- スキー旅行の初日ですが家族4人で向かいました。今年はまだ暖かくて滝の上部が凍っているだけでしたが、それでも静と動の対比が見られて非常に見応えがあります。ただ少し天候が悪く吹雪いており夕方で気温も下がっており、本当に指先が痺れるほど冷たく感じました。もう少しまともなグローブを買わないと、凍傷になってしまうかもしれません。雪山では装備は命を守る大事なものなのでケチってはいけませんね。
- H221229:乗鞍高原原生林の小路
- スキー旅行の最終日もスノーシューです。今度は休暇村の裏から原生林の小路を進みました。本来のコースと反対なので、案内表示を探索しながら進み、探検気分で非常に楽しかったです。自分は修行のようにスノーシューをしますが、家族にとっては何かの楽しみが無いと嫌ですよね。それなりにラッセルの楽しみ雪遊び三昧です。帰りは除雪されていない大きな車道を独り占めして帰ってきました。スキーよりも楽しいと思うのだが…
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